ドイツで - ロシア在住バレリーナ

ドイツは国はそんなに大きくないので(ロシアに慣れすぎ笑)フランクフルトのホテルに住んで、そこを拠点にまわりました。さすがにハンブルグ(けっこう北)に行った時はそこで泊まりましたが、毎回ホテルで寝られるのは最高でした笑

今までこんな大役をしたことがなかったので(まさかロシアに渡って1年でこんなこと起こるか？！)毎日ソロを踊る辛さが見に染みました。(日本の時みたく、一回きりじゃない)何時間とはいえ移動はあるし、もちろん毎回舞台の広さ、床の感じも違います。公演が続けばポアントも潰れてくるし毎日続くと体の疲れも取れにくくなります。

今までやってきたツアーとモチベの保ち方も違ってきます。ロシア人はメイクに時間あまりかからないので、それでいての出発時間ですから、私には劇場着くとギリギリ、、焦るのは嫌なので！！ホテルから髪型やっていって、ウォームアップにこれだけ時間かけてなど(逆算に逆算をかさね笑)細かいことまで毎日気を配りました。

毎日自分のコンディションとの戦いでした。最初はまだ体力的にも慣れてない踊りだし6公演続きでヘトヘトでした笑　痛い所もたくさんでました。

それで一日休みがあって、また4公演続いて休みが1日あってみたいな感じで過ぎていきました。2019年11月3日が最後の公演でした。

そしてそれをほぼ毎回失敗なくこなすディレクター達にはほんまにびっくりです。女ディレクターにいたっては、眠りはもう500回くらい踊ってるから。といってましたがそれもすげー。

そんな方と一緒に踊れて良い経験なったし、20公演リラを踊ったことは自分にとって大きなプラスになりましたし、自信も少しつきました。(私もなんとか全公演ほぼ失敗なし！笑)

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フランクフルトはさすがドイツというべきか、栄えているしバレエショップもあったのでポアント調達もできましたし、食べ物も割と美味しいし、マクドとかファストフードも充実しているので生活しやすかったです。

給料もユーロでもらえるのでけっこう高くて一気に夏の失職の分を巻き返しました笑

帰りはみんなまた36時間かけてバスのところ、日本人のベラルーシビザ問題があったので私は飛行機で帰らせてもらえました！

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