ドイツツアーリハ - ロシア在住バレリーナ

ドイツツアーでは眠りをする予定になっていました。まさかの配役が聞いた話でリラの精...(信じられん)1番身長も高かったみたいで。(アルゼンチンの時は168cmが小さかった笑)

アルゼンチン行ってる時も時間ある時に舞台で練習したり、ソロの振りはとりあえず覚えていきました。

初日は女ディレクターがいなかったので、軽く振り確認して終了。(男ディレクターが夏の就活の時に誘ってくれた方)

次の日にはばっちり女ディレクターいました、、。

この夫婦でやってるバレエ団は女性は元ボリショイ劇場勤め、男性は元ペルミ劇場(他にも国立を何箇所か)勤めという経歴がやばすぎる人達でした、、もちろん踊りもめっちゃ上手い！さすがって感じ。

ちなみに彼女が主役を踊ります。旦那は時々王子！(これも交代)

そんな女ディレクターの前でめっちゃドキドキしながら踊って注意してもらい、リラは出番が多いからソロ以外にもたくさん振り付けを覚えました。

で、ドイツツアーは全部で20公演くらいだったので、もう1人の女の子と交代でリラをやる予定だったから、コールドやら他の役も覚えていました。

でもその女の子がどーしてもテクニックのとこができない問題がありまして、、

女ディレクター"彼女にリラは踊らせられない！！"

と言った、、。怖ーーーーー。

それ以降何を言われることもなくずーっとリハでは私がリラを担当してコールドを踊ることは無くなっていきました。(全然似合ってないネコとか覚えたのに！笑)

でも本当はコールドやらなんやら細いこと覚えるの嫌で、リラだけになった時はほんま嬉しかったです笑

1回だけリハに綺麗めなおばあちゃんがやってきました。めっちゃ真ん中座って最初からみてはって誰なんやろ。圧は半端ねーなと思っていたら、まさかの女ディレクターのお母さんでした。それも元ボリショイの。笑　ボリショイ一家なんやな〜と思いながらこの時も注意してもらって良い経験になりました。

約10日ほどリハしたので、夜中まで振り覚えすることもなかったしいつもより練習もできたのでまぁよかったです。(たった10日で時間があると感じている私笑)

そして2019年10月7日ドイツに向かいました。(予定バスで36時間笑笑)

途中ベラルーシ通過で日本人はビザがいると言われたけど、ロシア人団体と一緒だったので特別室みたいなところに呼ばれて書類書いたりしてなんとか通過できました！これ要注意です〜

9日の昼ごろにはフランクフルトに着きました！8年ぶり(留学)にドイツに上陸しました！次の日から公演が始まります！

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