初公演は到着から4日後

モスクワに到着して次の日にはすぐバレエ団に行きました。すぐに眠りとジゼルのリハに入りましたが、日本人1人、言葉がほぼわからない、、。(なんやったらバレエ用語すら違うやん!)

分かるのは音楽だけ。音楽はやっぱ世界共通なんやな〜なんて思ってました笑

 

右も左もわからないままリハに参加し、いつ本番なんだろう(ロシア語で会話できないから聞いてもわからない)日本の感覚でこちらは来てるから3ヶ月ほど先なのか?など思いながら毎日全幕2つ夜中までかかって振り入れをしていました。

 

そして初めて本番に立つ日の前日、ディレクターから場所と時間の連絡がきたのですが、頭が日本のままで来てるもんだから、どこか違う場所借りてリハするのかな。と(どんだけボケてるの私)とんだ勘違いをしながら、グリシコ行って家一回帰ろーそしてからリハ行こう。と思い、ポアントとタイツだけはなんか虫の知らせ?がして持ち物に入れました。

グリシコの帰りに時間あるけど、初めて行く場所だからチラッと見てみようと思って劇場に行きました。するとみんながクラスしてますね、、、?!?!

えっ?!

すぐに友達に、今日本番やで。って言われて、本当にぶっ倒れそうになるほどパニックなりました。

 

ここであの虫の知らせが役に立ちました。というか、ポアント忘れてたらどうやって踊ったのか考えただけでゾッとします。

 

とりあえず途中からクラスに参加して、メイク道具もなんとか借りて、その後どの衣装かも小道具は何を使うとかも全く知らなかったので、少し英語がわかる子に助けられながらなんとか集めました。(でも何もかもわからなすぎてエレベーターで1人泣いた)

 

そして、本番。眠りだったんですが、全部振り頭に確実に入ってない問題、、。あーもう詰んだ無理。って思ってヤケで舞台出たらみんな喋る喋る。笑笑

ロシア語わからないなりになんか指示が分かった笑

 

そして早着替えもすべてやりきってロシアでの初の舞台が終わりました。

ジゼルは次の日ってこの日にわかったのでまた徹夜で振り入れて次の日挑みましたが、当日の1幕のリハで急に役を交代させられました。この悔しさは今でも忘れません。

でもこれでまたハングリー精神が鍛えられたと思います。

そして2日連続の公演を終えて初めてお給料をもらいました。これは本当に嬉しすぎた。好きなことでお金を稼ぐってこれほど嬉しいことはないですね。

 

 

 

 

 

 

 

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